禁煙の実行

禁煙すると、さまざまな離脱症状(禁断症状)が出ます。


あなたはどんな症状ですか?対処法を教えます。


離脱症状の多くは、ニコチン漬けになっていたからだの中から、ニコチンが抜け出すためにみられます。

通常禁煙後3日以内にピークとなりますが、だいたい1週間、長くても2〜3週間で消失します。


次のような離脱症状が現れている方、対処法を参考にしてください。

・タバコが吸いたい
・イライラ、落ちつかない
・集中できない
・頭痛
・からだがだるい、眠い
・眠れない
・便秘


■離脱症状に打ち勝つために、記録をする。

禁煙後1週間にみられた離脱症状の種類とその程度、また、打ち勝つために考えたことや行動したこと、さらにそこから学んだことも、次の要領で記録しましょう。

離脱症状を、健康が回復するサインと考えれば、たとえ強い症状が出ても、打ち勝つことができます。

つい吸ってしまっても、あきらめてはいけません。

2〜3度のつまずきは通常みられることで、くじけたり自己嫌悪にならないことが大切です。

大事なことは、つまずいた経験から何を学ぶかということです。

■医薬品ニコチンガムについて

ニコチンガムは、禁煙の離脱症状に対して、ガムをかむことで口腔粘膜からニコチンを補給して症状を緩和する、禁煙補助の医薬品です。

まず心理的依存から抜け出し、次いでニコチンガムを減らしてニコチン依存から抜け出す、というように段階的に禁煙を実行することができます。

これまでの臨床研究の結果、ニコチンに対する依存度の高い人に特に効果があることがわかっています。

<使用にあたっての留意点>

ニコチンガムは、その安全性と有用性が確認され、世界の50数ヵ国で医薬品として使われています。

日本でも1994年から、医師の処方のもとで使えることになりました。

しかし、この薬剤はあくまで禁煙の“補助剤”であり、かむだけで禁煙できる“魔法のくすり”ではありません。

医師など保健医療スタッフによる禁煙指導と組み合わせて使用されたとき、初めて効果を発揮します。

主治医などからよく説明や指導を受けて使用してください。

■禁煙は良いことずくめです

・肌が綺麗になります
・息も綺麗になります
・口内が清潔になります
・子供に嫌な顔をされません
・呼吸が楽になります
・味覚が回復します
・喫煙場所をイライラしながら探す必要がなくなります
・朝がさわやかです
・ポケットが軽くなります
・小遣いが増えます
・大事な自分の時間が増えます
・たばこに取られる思考が減る